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劇場版空の境界感想レビュー
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2008年1月 3日

[ライトノベル]Fate/Zero フェイト/ゼロ 4巻 「煉獄の炎」

[ライトノベル]Fate/Zero フェイト/ゼロ 4巻 「煉獄の炎」

ついに、全4巻にわたった第4回聖杯戦争も終焉を迎える。
しかも、それはFate/Stay nightにおいてすでに定まっているとおり、
悲劇が決まっている。

最悪のBad ENDだ。

相変わらずネタバレなので、ご注意ください。

最終巻にもなって、いまだにサーヴァントは4人。
セイバーアーチャーライダーバーサーカー
まだ、混迷を見せる聖杯戦争
最後の最後の局面まで、この対立構造はかわらず、進んでいく。

まずはInterludeから。
ある意味では切嗣の道筋がそこに書かれていた。
心と手を完全に切り離す技術を最初から持っていたおそるべき少年。
最初の仕事が親殺し。

さてまずは、ライダー陣営。
さすがに宝具を2度もぶっぱなすとさすがに魔力がかなり減る。
そんなわけで、結構ライダーは厳しかったりする。
うーん、かの王がここまでになるとは。

続いて、アーチャー陣営。
まずは時臣が綺礼を暗殺。
しかも、凛が受け取るあのアゾット剣は時臣が綺礼に進呈し、その場で殺害するのに使われた。
そして、それは時臣の葬式が終わった後に凛に渡される。
すごい因縁。
これでStay nightのほうは綺礼が殺されるわけだからなー。
そして、アーチャーは綺礼と契約する。

バーサーカー陣営はというと、
アーチャー陣営に買収される。
ということは、つまり、もはや、身も心も売ったということになるな。

さて、セイバー陣営は、アイリが、聖杯となるためその役目を終える寸前。
切嗣は相変わらず単独行動。


物語はさらにスピード感を持って進む。
セイバー用に超絶カスタマイズされたYAMAHA V-MAX。
セイバーの騎乗スキルにかかってしまえば、人間には乗りこなせない不可能の領域の機動にも耐えうる。
時速400kmとはこれいかに。

それでセイバーライダーを追撃する。
このあたりの細かい経緯は割愛する。
エクスカリバーを開放し、ライダーの戦車を撃破する。
しかし、セイバーはアイリが気になるので、その場はそれで終了。
そして、その夜は終わる。

そして、最終日。
参加者全員が今日すべてが決すると何かしらの雰囲気から感じ取っている。
冬木が燃え上がるそのときまで刻一刻とまた迫る。
綺礼が完成直前である市民会館をターゲットに選ばなければ、起こらなかった悲劇。
しかし、彼がそこを選んだからこそ、始まった物語もある。
そして、これがなければ、Stay nightは起こりえなかった。

最終夜。
まずはアーチャーVSライダーの戦闘が始まる。
そこは固有結界の中。
ライダーが全身全霊をもって、彼に列席する英雄たちを召喚する。
一方、アーチャーは彼が持つすべての起源たるエアを使う。
もはやこの時点で雌雄は決している。
だが、しかし、このシーンで重要なのは、ライダーが負けるという規定事項ではなく、
ウェイバーの成長である。
彼は最終的に征服王の臣下の末席に連なることになる。
すごい成長した。
やはりすごい。

そしてセイバーVSバーサーカーの戦闘。
地下駐車場で始まる。
なんていうか、これはやばい。
セイバー=アーサー王
バーサーカー=サー・ランスロット
という、アーサー王伝説では切手も切り離せない大御所の二人。
この二人の因縁。
悲劇。その一言で片付けるには惜しい。
そんな二人の呪われた死闘。
だが、バーサーカーランスロットであることに気がついたセイバーは闘う気力がなくなる。
王として、騎士たちを省みなかったことを悔いている。
なんていう、セイバーの在り方そのものにかかわってくるすごい重要な部分。
これははずせない。
勝敗は、意外にもあっけなく決まる。
バーサーカーのマスターの魔力が切れる。
そのためバーサーカーは活動を停止する。
そして最後の最後で狂化がとける。
そこで、感動の場面というわけだ。
これはまじですごい。
感動を禁じえない。

そして、この勝負はまだまだ前哨戦
決戦は市民会館吹き抜けのコンサートホール。
なのだが、その前に切嗣と綺礼の戦いがある。
彼らも人間離れしているがゆえに、その戦いは熾烈を極める。
さらに綺礼がまともな魔術師でないために、切嗣の必殺が決まらない。
これは切嗣にとっても、非常に驚きだ。
こっちもあっさりと幕切れ。
アンリマユの黒い泥が二人の戦いに終焉を迎えさせる。
最終的に勝つのは切嗣

そして、最後の決戦。
セイバーVSアーチャー
まったくもって、面白いのはアーチャーセイバーに妻となれと言うこと。
これも規定事項ではあるが、やはり面白い。
聖杯が後ろにある限りエクスカリバーは打てないだろうという考えに基づいているのだが、
それを裏切るのが、このFate/Zero
切嗣アンリマユの夢から覚めた後、綺礼を射殺し、コンサートホールへ来てやったこと。
令呪2画を用いて、セイバー聖杯の破壊を命じた。
そうこれがなければ、おそらくアーチャーがこの戦いに勝利していただろう。
この切嗣の行動がまったくもって理解できない。セイバー
のゆえんである。

ここでもって、Fateという物語がひとつ終わり、また始まるわけだ。
4巻にも及ぶ激闘のすえ、ここに完結するひとつの歴史。
奈須きのこが解説で書いているが、
重い重すぎる。
というのが、最初に読んだときの率直な感想である。
だが、ある意味ではすっきりした。
この第4回聖杯戦争という下地があったからこそ、第5回聖杯戦争があるのだと。
やはりこれは規定事項であり、変えられない闇の歴史。
だからこそ、すっきりしたともいえる。
そんなわけで、長々と書いてきたが、ここまでくそったれな感想レビューに付き合ってくれた人には感謝である。

最後にこの言葉を残して締めくくりたいと思う。

僕はね、正義の味方になりたいんだ。

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