Kyp Durronの時と場合によって、ただつらつらといろんなことを書きとめておく備忘録。主に最近はライトノベルがメインジャンル。ほかにも政治からアニメ、秋葉なんでもあり。雑食です。ただいま、Ver.2.5r1展開中。

[雑文]シンガポールでの教育事情

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さっくり日本の教育制度に関して記述しておくことはないかなー。適宜補ってく方針で。
シンガポールの事情について。
今回は教育という分野に絞って話をしたい。もっとも最終的にはもうちょい広がったお話になると思う。
シンガポールの教育制度は初等教育中等教育高等教育とあるんだが、初等教育において基礎課程の最初の4年間の成績で、この先どのコースにいけるかがおおまかに決まってしまう。日本よりはるかにシビアなシステムになっている。その後いくつかのコースにわかれるわけだが、優秀な生徒は英国のシステムにのっとる形での資格が卒業段階で与えられる。もっとも試験があるが。
それがGCE-Oレベルといわれるテストがまず中学校卒業段階で、その後GCE-Aレベルが高校卒業段階で行われる。基本的に上位の学校であるジュニアカレッジの生徒は最近ではほとんどどのような成績でも大学のほうに進学するようになっているとシンガポール人から聞いた。
もっと細かい情報はCICCのレポートを参照してほしい。
シンガポールの教育制度 from CICC

ま、これはあくまでシステムのお話。
実際のところどういう感じになってるのか、というのをちょこっと書いて、日本と比較してみたい。

さて、まず注目すべきは初等教育の基礎課程だ。この課程では母語と英語をみっちりとしこまれる。そりゃーもう授業時間の33%が英語、33%が母語、16%が数学という言語と数学に偏った授業カリキュラムなんだからびっくり。しかも、この4年間でほとんど将来が決定してしまったりするので、親はかなり必死になる。家庭教師の出番です。だいたい大学生なんかがやるらしいですね。友人もそれが終わってからご飯たべにきてました。そこではみっちりと語学だとか数学だとかが教え込まれるらしいです。ほとんど遊ばないとかっていう話も聞きます。

このあたりどこか日本のいわゆるお受験と似たような空気が感じられます。でも、必死具合っていうののレベルが違います。お受験は失敗してもまだ挽回のチャンスはありますが、こっちはかなり厳しいです。救済コースはあるとはいえ、それはかなりの狭き門。それをくぐり抜けられるのはごく少数なので、必然的にこの4年間という時期にかける親の努力は並大抵のものではないと聞きます。

しかしながら、この語学教育のおかげでシンガポールは英語を公用語とし、ビジネスシーンで活用することができるのです。実際のところ現地人の話している言葉というのはAmerican English とかQueen EnglishとかじゃなくてSingapore Englishなんですがね。

この段階をうまくパスできれば、オリエンテーション課程で上位コースにいくことになる。最上位のコースをすすめばほぼ自動的に大学まで進めますね。シンガポールでの大学進学率の数字はちょっとわからないですが、大学がかなり限定されていることなどがあり、日本よりは高くないと思います。単純計算になるが、だいたい25%前後かと思われる。もっともその中に外国人留学生などもいるので、この数字より下なのは間違いない。(出典:Yearbook of Statistics Singapore, 2008)

もうひとつはポリテクニックといわれる日本でいえば、高等専門学校に値するところに進むコース。こちらも学校によってはかなりレベルの高いものが得られます。ここを卒業した後大学に入れたりもします。実際友人のひとりはポリテク卒業後国立大学にはいって勉強してます。数字としてはさほど多くなかったはず。こっちは数値が見あたらない。

こういう風に考えてみると、特にこれといって大きな違いっていうのはないと思った。もちろん日本にGCE-OレベルのテストやGCE-Aレベルのテストがあるわけではないので一概に違いがないと言い切らないけど。

さらにポリテクにいってる人もかなりどん欲なので、日本みたいに大学全入時代とかっていう変な傾向に走らなくてもいいのかもしれない。

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